科目名: □構造力学特論V
担当者: 楢橋 秀衞
対象学年 | クラス | [001] | |
講義室 | 開講学期 | ||
曜日・時限 | 単位区分 | ||
授業形態 | 単位数 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | 学部では地震時による建築物の弾性応答についての基礎的な知識を学んだ。しかし、強い地震動を受けて建築物が損傷する場合、弾塑性挙動を考慮に入れなければならない。本科目では、弾塑性挙動をする建築物、免震および制震建築をやや詳しく学習する。さらに、この学習を通じて設計用地震荷重が地震時のエネルギー入力と逸散から統一されることを理解する。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | @建築振動と減衰機構(1)粘性減衰、複素減衰 A建築振動と減衰機構(2)履歴減衰 B1質点系の弾性応答とエネルギー入力 C構造種別と弾塑性復元力(1)S造 D構造種別と弾塑性復元力(2)RC造、W造 E1質点系の弾塑性地震応答 F弾塑性応答とエネルギー入力 G演習課題(1回目) H免震建築 しくみ、用途、応答解析、効果 I免震建築の設計規準 J制振/制震建築 しくみ、ダンパー、用途、効果 KTMDとダンパーの性能比較、設置計画 L制震建築の設計基準 M演習課題(2回目) |
評価方法・評価基準 | 演習課題(2回、各50%)により評価する。60点以上を合格とする。 |
履修の条件(受講上の注意) | 学部科目「防災工学演習」(3年・選択)を受講しておくこと。 |
教科書 | なし (資料を配付する) |
参考文献 | 1)寺本隆幸「建築構造の力学U」森北出版 2)柴田明徳「最新 耐震構造解析」森北出版 3)清水建設免制震研究会「耐震・免震・制震のわかる本」彰国社 4)日本建築構造技術者協会「応答制御構造設計法」彰国社 |
特記事項(その他) |

